2017 SEOUL #2

シャネルの世界へようこそ。アート初心者も楽しめる【D MUSEUM】のススメ

7月 23, 2018YUKIKA


楽しみな予定があった。早く目的地へ行きたかったので、ホテルのすぐ近くにあるカフェ「TOM N TOMS」でサクッとベーグルを食べる。ワクワクと心躍る、2日目の朝。このお店に限らず、クリームチーズを挟んだベーグルは大好き!

韓国中で見つけられるフランチャイズのコーヒーショップは、24時間営業している店舗も多いので、朝から晩まで本当に使い勝手が良い。




漢江を南から北に渡り、地下鉄で向かったのは3号線の玉水(オクス)駅。ここから近くはないけれど、目的地までは徒歩で行ける距離らしい。元々歩くのが大好きだからと迷わず徒歩を選んだのが失敗だった。

7月15日。
天気、晴れ。
湿度、高め。
漢南洞=坂の多い町。

せっかく綺麗に巻いた髪のカールはとれ、メイクも崩れ、Tシャツもボトボトに。誓った。次は絶対タクシーに乗ると。




漢南洞の住宅街にある美術館「D MUSEUM」でシャネルの展示を行っているという情報をききつけ、これは絶対に行きたい!と事前に予約していた。年に数種類行われる企画展はとても人気なので、予約必須だ。さすがシャネル。予約したのに、結局行列に並ぶことになるとは。




















シャネルの世界観にどっぷりと浸れる空間。ほぼモノトーンで作り上げられ、すごくシック。人気のコーナーには写真撮影待ちの列ができている。これが今の時代なんだろうが、こういう展示に来たのなら、画面を通さず自分の目でもしっかりと楽しみたい。

初めて訪れたD MUSEUMは母娘のツボにもしっかりハマり、それからソウル旅行を計画する度に、どんな展示をしているか必ず調べるようになった。

ここ数年、旅先で美術館やアート展を訪れることが増えた。きっかけは間違いなくニューヨークで訪れたMoMAだ。こうして何度も旅を繰り返すうちに、現地での楽しみ方が変わってくるのもまた面白い。

日本人は長期休暇が取りづらい。限られた時間の中で、ついセカセカと行きたい場所をクリアしようとするけれど、数時間だけゆっくりとアートに囲まれるのも良いものだ。芸術の世界に一度入り込んでしまうと、そこにいる間は外国にいることすら忘れてしまうかも。

買い物やグルメ巡りしかすることがない、性別や年齢の違う同行者と何をすれば楽しめるか分からない、いつもお気に入りの場所ばかりリピートしてしまう・・・。そんな時はD MUSEUMに行ってみては?外国にいることもすっかり忘れ、旅の良きスパイスになるかもしれない。

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