カンクン旅行記#2
サンフランシスコ立ち寄り、フィッシャーマンズワーフ、ピア39でクラムチャウダー、空港滞在ほか
Previously on BOARDING GATE...
前回の話(上記リンク参照)はカリフォルニア大学バークレー校に行ったところまでだったけど
今回はその続きを。
次に目指したところはPowell station.
下調べもそこまで詳しくしていなかったから、
大学内のビジターセンターで聞いたりしてコースを決めたよ。
ここPowell stationまで電車で来るとmarket streetというショッピングに最適な大通りに出るの。
クリスマスシーズンだからイルミネーションでとってもキレイ!
終電がある内に空港へ戻らなくてはならなかったから、
時間も時間だしショッピングはお預けで(残念!)そのままフィッシャーマンズワーフを目指すことに。
ここで美味しいディナーを食べようという作戦だよ。
サンフランシスコの交通網は次の4種類。
・ミュニバス(市バス)
・ケーブルカー
・ミュニメトロ(バスとケーブルカーの間のようなもの)
・バート(電車)
ガイドブックを見てもよく分からず。
道行く人に尋ねたりしてミュニバスのFラインに乗れば良いとの情報を仕入れたから
とりあえず見つけて乗車。
現地の人で車内は満席状態。
仕事帰りの人が多かったのかな。
そんなこんなで座り続けること十数分、一向に辿り着く気配は無く
途中から薄々感じてはいたものの私達が乗っていたのは逆方面行きの路線だったみたい。
「なんかおかしくない?逆かな?」ってブツブツ言っていたら、
前の座席に座っていた人がたまたま日本人で
(おそらくサンフランシスコに住んでいる人だったのであろう)
ご親切に教えて下さった上に運転手さんにも事情を伝えてくれたの!
終着点からまた折り返すから、このまま座ってたら着くよ!と。
おじさんありがとう!!!!!
↑終着駅で再び出発を待っていたところ。ふふ。
だけど車窓から街を見るのもなかなか楽しかった。
今回は時間が全く足りず途中下車も出来なかったけど、
ホールフーズにセーフウェイ、大好きなスーパーも沢山見かけてつい降車したくなっちゃった。
苦労して辿り着いたのはここ"ピア39"
港町であるサンフランシスコの代名詞であるフィッシャーマンズワーフは
欠かせない観光地のひとつ。
大抵の観光客は日中に来るんだと思う。
この時間から雨が降り出したこともあってか、大賑わいと聞いてたピア39は閑散としていた。
おかげで時間の無かった私達はお土産屋さんもスイスイ見ることができたし
レストランも並ぶ必要がなかったからラッキーだったのかも!
ところで、旅行には必ず雨具が欠かせないよね。
意外と忘れがちだけれど、海外では日本みたいにそこらじゅうで傘を売っていないから。
(あっても割高!)
まぁ、日本人みたいに小雨で傘をさす人自体が少ないのだけれど。
今回は関空のUNIQLOで二人とも折り畳み傘を買って行ったよ。
私の場合常にカメラを首からぶら下げてるから、
カメラが濡れてしまわないように旅行中の傘は必須なんだ。
ピア39を一周ぐるーっとまわって、雰囲気の良さそうなレストランに入ったよ。
目的はただ一つ、クラムチャウダーを食べること!!!
サンフランシスコに来て二人とも欠かせなかったことのひとつ。
港町だから海風がとっても寒くて凍えてたこともあって、
温かいクラムチャウダーが身にしみた。
やり残したことがいっぱいのサンフランシスコ。
(というか、日中はバークレー行ってたから実際ピア39しか行ってない!)
関空からの直行便もあるしまた行くしかないな♡
やり残したことがある方が、また訪れる口実になる。
ここからヒヤッとした体験談を少し。
早めに空港へ戻ろうかと再びPowell stationへ戻り切符を買おうと券売機の前に居た時、
切符を買うのに手こずってたら親切なお兄さんが買い方を教えてくれたの。
券売機を操作してくれて、何故か流れで1人分の切符をタダでくれようとして。
"Thank you !"と有難く受け取りかけたんだけど
Aケインと私、同じタイミングで"・・・これは善意じゃない"って勘が働いた。
そうこうしてたら仲間があと2人来て券売機の周りで囲まれる私達。
"No, thank you"って何回言ってもしつこく手伝おうとしてくるの。
一旦券売機を離れる私達。
どうやらずっと券売機のまわりをうろうろしているみたい。
もう一度別の券売機のところに行くと、また来る3人。
目的は何なのか分からないけど、とりあえずスリとかには注意しようと荷物を守る。
無理やり手伝ってくるからNO ! NO !って言いながら追い払って、
改札口に居た大柄の強そうな女性駅員さんに事情を説明したら
"いつもいるのよ。私が券売機の横で見といてあげるから、その間に買いなさい"って。
なんとか切符を買う事ができた!
海外は、こういうstrangerがいると知っていてもそのまま放置するのね(笑)
日本では当たり前でないことが、海外では日常茶飯事。
果たしてあの3人組みは何を目的にしていたんだろう?とちょっと疑問が残りました。
皆さんも海外では五感を働かせて注意してね!
無事空港に辿り着いた私たち。
さあ、ここから約10時間の長い長い空港滞在が始まります。
まずはじめに、日本で一番下調べをしたのは間違いなく
"サンフランシスコ国際空港"についてだろう。
いかに空港滞在をスムーズかつ居心地の良いものにするか。
結構調べたのに、ここでも様々な問題が降りかかる。
問題1.
イス一つ一つに腕置きが付いてるからソファーのように横になれない!
周りを見渡すと同じように空港泊の人々が。
中には床で寝るツーリストも。
さすがにそれは抵抗があるから座って寝るしかない。
問題2.
徐々に体温が奪われていく!
初めはそんなことなかったのに、どんどん寒くなっていく。
眠くて低血圧だったしね。
沢山服を入れてるスーツケースは到着時に空港内の旅行会社に一時預け中。
この時間は取り出すことができないから、
バークレーで買ったトレーナーを重ね着してその場をしのいだよ。
服、沢山買って良かったと心底思った!!!
バークレー重ね着!
寒すぎて変なテンションになってたから
Berkeley on Berkeley って言いながらずっと爆笑してた。
問題3.食料品の確保ができない!
日が変わる前に全てのレストランが閉店、自動販売機は無し。
喉も渇くし、お腹も空いたし、絶望になる二人。
国際線ターミナルを何度もくまなく歩いてみるけれど、
水一つ手に入らない空港に苛立ちさえ覚える。
世界中から飛行機の乗り入れのあるこんなに大きな空港なのに、なぜ水一つ買えないの?!と。
次第に無言になっていく私達(笑)
何時間か経った頃、空港内放送が。
"国内線ターミナルで朝4時からカフェを開けます~ここで買って下さい~"
サンフランシスコ国際空港は
国内線ターミナル1.2.3と国際線ターミナルの4つに分けられ、
全てが円形に繋がってるの。
"一か八か、国内線ターミナルまでちょっと行ってみるわ!"
閑散としたチェックインカウンターに沿って半信半疑で歩くこと約10分
(国内線ターミナル、広い!)
良い香りがしてきてね、この先に何かある、と確信に変わったの!
突如現れたカフェ!
大袈裟ではなく本当にお腹ぺこぺこで、
なにより寒すぎてこれ以上耐えられないと思ってたところだったから嬉しくて半泣き。
大きなカフェモカにローストビーフサンドにチョコレートマフィンまで買っちゃった!
交代で食糧ゲットして、一気にテンション上がった私達は
眠気も冷め、言葉数も増え、ニコニコになるという単純さ(笑)
それからの数時間はお互いルンルンで過ごして終いには
"時間足りない!"
"もう搭乗手続きしなきゃいけないなんて!"
"長時間の乗り継ぎ余裕だわ"
と口走る気分屋2人。
なんだろう、なんだろう・・・
すっごく調子乗ってる(笑)
サンフランシスコ国際空港、とっても思い出に残る場所になりました。
いざ、カンクンへ。
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