2017 SEOUL #2

世界の大学めぐり、ソウル大学編

11月 04, 2018YUKIKA


旅先で機会があれば立ち寄る、現地の大学。私の周りには幸い、この楽しさを理解して(そして同じく興味を持って)くれる人が数人いるので、コツコツと回数を重ねています。そんな「世界の大学めぐり」という趣味を、既に20回以上訪れているソウルでようやく決行してきました。

観光客にはハードルが高い?韓国でバスに初挑戦



「韓国でバスに乗るのはハードルが高い」よく耳にする言葉です。日本と比べて、乗車を待ってくれないというのが理由みたいです。「バス停に止まった瞬間に駆け込み乗車しないと、すぐに出発してしまう」「そもそもバス停にきちんと止まってくれない」など、観光客には難しそうな噂をよく耳にします。

先程も書きましたが、渡韓回数は20回を超えています。それでも、バスはまだ未経験。(空港リムジンバスは除く。)ずっと興味がありましたが、この度乗らなくてはいけない機会ができました。ソウル大学へアクセスするには、バスの利用が必須なのです。

地下鉄2号線「ソウル大入口駅」付近のバス停へ向かうと大学生がたくさん並んでいたので、私も列に参加してみました。大学内を循環しているバスは数種類あるようですが、よく分からないまま来たものに乗車します。噂で聞いていた難しさは全く感じず、スムーズに出発できました。

車内から見えた、シンプルな正門。「ソウル国立大学校」の母音表記を表したものなんだとか。
海外の大学ではありがちな、大学の敷地内を一般の市バスが走るコース。ソウル大学は山の麓にあるので坂道が多いのですが、それぞれのキャンパス前にバス停があるので、そんな校内でも楽に移動できます。旧駐留米軍のゴルフ場であった敷地を利用して建てられたのだとか。

どんどん学生が降りていく中、ぐるっと一周バスでまわろうと乗り続けましたが、突然「終点です」と降ろされてしまいました。

山道を下りながらソウル大学を散策。

山の麓にあるソウル大学の敷地内は坂道だらけ。徒歩での移動は厳しそう。
仕方なく、ここから山道を下りながら大学を見学することにしました。スマートフォンで地図を開くと、ありがたいことに細かく大学内の建物の説明まで出ることに驚き。

喫煙タイムの学生。ソウル大学は韓国トップクラスの大学。大規模の総合大学なだけあって、16の学部、9分野の大学院、70余りの修士・博士課程をもっている。



中央図書館「冠廷(クァンジョン)館。モダンでかっこいい。
700億ウォンを投入して2015年にオープンした中央図書館の「冠廷(クァンジョン)館。韓国国内の大学図書館の中で、最大の蔵書規模を誇るそう。地上8階建ての建物には、大型閲覧室やグループスタディルーム、さらには屋上庭園までもがあるんだとか。



約200棟ある建物のうち半分近くは1990年以降に建設されたものらしく、それなりに新しさを感じました。夏季休暇中なので学生は少なく、国立なので華やかさはないのですが、緑が多くて雰囲気も明るいです。

大学クッズが手に入る学生会館へ。



縫うように敷地内を歩きまわり、ようやくたどり着いた大学グッズ売り場の「ソウル大学校記念品店」。あれ、なんだか思っていたより小さい。

過去に訪れたカリフォルニア大学バークレー校や、ニューヨーク大学、それからブログには載せていませんが、ハワイ大学やカナダ・バンクーバーのブリティッシュコロンビア大学。そして、留学していたカナダ・サスカチュワン州のリジャイナ大学。北米にある大学のショップ(主にbook store)は、あれこれ欲しくなってしまうほどグッズが大充実していたのに。

そういえば、東京大学に行った時も北米のような規模ではなかったし、その後香港大学にも行きましたが同じく小さなショップだったので、アジアはこれがスタンダードなのかもしれません。ルームウェアとして大学のトレーナーを集めているのですが、ここでは3色ペンだけ記念に購入しました。(それが予想以上に書きやすくて今ではお気に入りの1本に!)

途中小雨にも見舞われながら、歩きまわったソウル大学。とても楽しかったです。可能であれば長期休暇中ではなく普通の平日に訪れ、学食でランチを食べるのが一番のおすすめコース。「世界の大学めぐり」の楽しさに気付いてくれる人がもっと増えますように!

高速ターミナル駅(GO TO MALL)でショッピング

ソウル大学の あと、高速ターミナル駅に立ち寄りました。この付近にある地下のショッピングセンターといえば、高速ターミナル駅の「GO TO MALL」派と、江南駅の「地下ショッピングセンター」派に分かれますよね。

オープンしたての「ENTER-6」はピカピカ。
2017年にオープンした「ENTER-6」。地下街の暗い雰囲気は一掃され、照明も雰囲気も明るくなりました。コスメショップのOLIVE YOUNG(オリーブヤング)やLOHBS(ロブス)にアパレルブランド等、観光客が使えそうなショップも入っていますが、他の場所にも点在しているので、わざわざ高速ターミナルで見なくてもなぁというのが正直な感想です。


「GO TO MALL」は老若男女問わず楽しめるお店が並んでいるので、日用品から衣服までジャンルが様々です。それに比べて江南駅の「地下ショッピングセンター」はターゲットが絞られており、10〜20代の女性を中心としたショップが並んでいるので、効率よくお買い物ができます。

私は断然、(単体で見ると)江南駅「地下ショッピングセンター」派ですが、高速ターミナルには「No Brand」や新世界デパートがあるので、買いたいものに合わせて使い分けるのがベストです。

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