高雄旅行記#1
出発~小籠包、タピオカミルクティー、ホテル、問屋街、美麗島ほか
2016年、年始。
両親が台湾の第二の都市、高雄へ行くというので便乗してチケットをとり
2泊3日の家族旅行をしてきた。
過去、2度の台北旅行も1月。
今回の高雄も1月。
1月は寒い日本の冬を脱出して、温暖なところに行きたくなるのかもしれない。
ところで、高雄ってまだそんなに日本人の主要デスティネーションには
なっていないんじゃないのかな?
大型書店をいくつか覗いたけど、高雄専門のガイドブックは結局見つけられないまま
インターネットで情報を集めることしかできなかった。
これから高雄へ訪れるツーリストには少しでも参考になればいいな~なんて思ったり。
そして高雄を知らなかった人には、行ってみたい!と興味を持ってもらえれば嬉しい。
だって関空からLCC直行便が出てる貴重な都市だし
温暖で、程よく都会で、
台北だけじゃなく高雄にも
これからもっと訪れる人が増えてもおかしくないって思ったよ。
そんな私も、正直高雄は訪れるまではあんまり興味なかった。
理由は
"よく知らないから"
何事もまずは知るところから!
関空からLCCのピーチに乗り込み、約3時間半で高雄に到着。
機内では冷え防止にUNIQLOのウルトラライトダウンを。
定番だけど軽くて小さく丸めることもできるから
ここ最近、旅先に持って行くには欠かせない一着に。
高雄の空港は、台湾第二の都市って言っても関空のように大きくはなく
コンパクトにまとまった空港だった。
天気予報が雨マークで心配だったけど
着いたら毎度のことながら晴れでほっとしたよ。
今回の旅は全て両親にお任せコース。
私はついて行ってお得意の地図を読む係。
だから食べたいものとか行きたい場所とかあんまり欲が無く
ゆるーい旅になりそうな予感がする。
だけど到着早々、一つだけ欠かせなかったものがあった。
そう、小籠包!
台湾に来たと実感する為にも
台湾に気持ちの照準を合わせるためにも
まずは小籠包から始めよう。
空港からスーツケースを持ったままやってきたのは"永和"という超庶民的なお店。
外に4つだけテーブルが並べられ、現地の人が食べていたのはやはり小籠包だった。
3つ注文すると、一皿ずつ食べた頃を見計らって熱々の小籠包が運ばれてくる。
うーん美味しい!
肉汁がこぼれないようにとお箸で優しくつかみ、ひとつひとつ味わって口に運ぶ。
皮は分厚めで肉汁の量もそんなに多くはないけど、なんと一皿約200円!
大満足で上機嫌になった私達家族は、次は麺を食べに行こうと腹五分で移動。
と、ここで目的のお店がクローズしてることを知る。
残念だけど、また翌日来ることにして一旦ホテルへ行くことに。
旅行中はイレギュラーがつきものだから、気持ちの切り替えが重要だよね!
ホテルまで歩いていると大好きなGONG CHAを見つけたから寄り道。
定番のタピオカミルクティーを買った。
関西にも早く出店しないかなぁ。
今回宿泊したホテルは
"シティースイーツ高雄真愛館"
去年台北に行った時にも宿泊したシティースイーツ系列。
駁二芸術特区という面白い地区に建つ。
(この区域についてはまた後ほど)
2014年5月にオープンしているから比較的新しく室内も清潔なのが良い。
逆に駅から少し距離があったのはデメリットだった。
(夜間、駅からの道は暗いので結局タクシーに)
簡単に荷解きを済ませ、早速高雄の街へ出かけてみよう!
初めに向かったのは高雄を代表する問屋街と言われている
"三鳳中街観光商圏"
約400mの商店街のようなところに様々なお店が立ち並び、その多くは乾物とお菓子だった。
細い道だけどバイクがすれすれのところを平気で通るから集中してお店を見れない(笑)
乾物の独特な香りで台湾に来たんだなぁと実感しつつ
特に買いたいものはなかったから一通り写真を撮って楽しんだよ。
(母はお決まりの台湾産マンゴーを買っていた)
次に向かったのはアメリカのとあるトラベルサイトで
【世界で2番目に美しい駅】に選ばれた、地下鉄美麗島駅。
駅が美しいってどれ程のものなんだろう?と思って訪れると、一目見て納得。
改札のすぐ横が360度のステンドグラスで飾られていて、
その下を地元民は何事もないように通り過ぎている。
見慣れているんだろうなぁ。
この光のドームはイタリアの著名な芸術家
ナルシサス・クアグリアータが4年半かけて製作し
4500枚のステンドグラスは全て手作業ではめ込まれているんだって。
しかも駅の名前が"美麗島"だなんてぴったり!
って思えるのは、同じ漢字文化を持つ日本人のちょっとした特権で得した気分。
ちなみに駅への4つの出入口は日本人建築家の高松伸氏によってデザインされたものだそう。
夢中で光のドームを撮るわたし。
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