2019-2020 SEOUL

韓国在住の友人が案内する【ソウル・ナイトツアー】

1月 05, 2020YUKIKA


2019年12月30日。

2020年への年越しはソウルで過ごすことにしました。韓国での年越し自体はもう何度も経験していますが、今年の目的は「現地に住む友人と過ごす」こと。いつものショッピングやおしゃれなカフェは一旦置いておき、韓国在住の3人の友人との再会を楽しむことが最優先です。

友人のSは1日遅れでやってくるので、先にひとりで渡韓しました。年末だから空港が混雑しているかもと思い、たった2時間の睡眠で張り切って早朝に出発したのに、空港は通常運転の様子。無駄に時間が余ってしまい、免税店でショッピングしたりラウンジでお買い物リストを作りながら過ごしました。


なにかと使うことの多いアシアナ航空。いつもこのハヤシライスのような機内食が出てきます。コチュジャンを少しだけ付けて、早速韓国モードに切り替えましょう。

コスパが悪いのになぜリピートした?「ホテル ミリオレ ソウル」

最初の1泊は、東大門歴史文化公園駅からすぐの場所にある「HOTEL MIGLIORE SEOUL(ホテル ミリオレ ソウル)」に泊まりました。このホテルに泊まるのは2回目です。



小さい部屋ですが、寝るだけなので特に不便さは感じません。




今回問題だったのはバスルーム。シャワーが適温にならないんです。ぬるま湯のシャワーを浴びていると、1分に1回ほどのペースで熱湯の塊が一瞬だけ出て来るので、今か今かとヒヤヒヤしながらのシャワータイムになりました。更にドライヤーが壊れていました。ロングヘアーの私にとってこれは致命的です。

この程度のクオリティで1泊約16,000円。ソウルの相場で考えると、コスパは良くないでしょう。でもなぜこのホテルを選んだのか?それは、立地条件が抜群だからです。

24時間ショッピングが楽しめて深夜も明るい「東大門エリア」のど真ん中に位置しており、ホテル自体もショッピングビルの上層階にあります。

私は韓国のタクシーが苦手で(猛スピードで走るし、機嫌の悪い運転手さんに当たると独り言で暴言をブツブツ言う)極力乗らないようにしているので、終電を気にせずお買い物ができるのはかなりのアドバンテージになるんですよね。


オリーブヤングとコンビニだけ少し覗いて、約束の時間までホテルで休憩しました。人気のバナナ牛乳シリーズから期間限定のサツマイモ味が登場。このシリーズで限定モノが出ているとつい試してしまいます。サツマイモ味、美味しかったですよ。

ミシュラン星獲得、大人気のモダン韓定食「イルホシク」

この日は韓国人の友人夫妻と待ち合わせしていたので、地下鉄で漢南(ハンナム)駅まで行きました。改札を出ると、見覚えのある車が!約1年半ぶりの再会です。


向かったのは、ハンナムにある「SOUNDS Hannam」という複合施設。オフィス、カフェ、ブックストア、日本でも人気のAesopなどが集まるビルです。

漢南洞は多数の有名人が居住し、ソウルの中でもハイソサエティなエリアで知られるエリア。そんな土地にぴったりのハイセンスな雰囲気が漂っていました。


「韓国料理が食べたい」とだけリクエストして連れて行ってもらったのは、そんなSOUNDS Hannamにある「일호식(イルホシク)」。ミシュランで星を獲得している実力派の韓国料理のレストランです。



大人気なので順番待ちをしていましたが、入り口には温かいドリンクが用意されている気遣いも。



定食スタイルですが3人でシェアしていただきました。お米が玄米なのも嬉しいです。韓国人の友人があれこれ取り分けてくれて、私はただひたすら食べるのみ(笑)


シッケ初挑戦!このお店以外のシッケがどんなものかを知りませんが、これはとても飲みやすくて美味しかったです。




特に気に入ったのはお肉がホロホロのスープ。あぁでも、チヂミも美味しかったなぁ・・・。いや、全てが本当に美味しかった。日本人の口にも合うと思います。それでいて定食なので1人2000円ほどでいただけるのも嬉しいですよね。このお店は絶対にまた行くでしょう!

駅から少し遠いので、タクシーでのアクセスが良いのではないかと友人が言っていました。

まるで韓国人のデートコース?ナイトツアー in ソウル!

食事のあと、案内したいところがあるとドライブへ連れて行ってもらいました。


まずは「トンインシジャン(通仁市場)」という、昔ながらのスタイルで運営されている市場。現金を銅銭に両替したらお弁当箱をもらい、市場内の提携されているお店で「銅銭」を使っておかずを買い、お弁当を作れるシステムがあるんだそう。この時はすでに21時前で閉店していたので、簡単に案内だけしてもらいました。

それから韓国人のドライブデートコースだという上り坂を走り、たどり着いたのは「북악스카이웨이(Bugak Palgakjeong Pavilion/北岳スカイウェイ)」と言う絶景が見える展望台。


ソウルには30回ほど来ていますが、こんな場所は知りませんでした。真正面に南山タワー(ソウルタワー)が見えますね。とっても綺麗なんですが、この時は寒すぎてすぐに退散しました(笑)


冷えた身体を温めるために、展望台からほど近い場所にある「갤러리 아델라 베일리 (gallery adela bailey) 」でお茶をしました。


マイナスの世界にいたので温かいホットチョコレートが身に沁みます。夜景も綺麗ですが、晴れた日の日中も素敵な景色が見られるんだとか。結婚パーティーができるレストランみたいですね。

閉店時間が迫り、宿泊のホテルまで送ってもらいました。友人とはもう出会って10年の付き合いですが、彼女の旦那さんに会うのはこれで3回目。結婚式にも呼んでもらい、二人にはいつも心からのおもてなしをしてもらっているので本当にありがたく、国が違えどこんな仲になれたことが嬉しいです。また近いうちにね!

夜中のショッピングに行ったけれど・・・


夜中のショッピングに行きました。いつも決まって行くのはapM Luxeの地下。バッグやアクセサリーなどが1点からでも買えるので重宝していたのですが、中国勢の勢いに押されてクタクタに。何も買わず、撤退しました。

やっぱり中国のパワーってすごいですね。好きなお店も商品のテイストも、中国人好みにガラリと変わっていました。チャイナマネーには勝てません。お店も儲かる方向に変わるのは当たり前ですから。お店の中で三脚をセットし、スマホでビデオ通話をしながら購入する商品を決めるスタイルには驚きました。

韓国旅行の初心者は明洞や東大門からデビューすることが多いと思いますし、私ももちろんそうでした。一時期、江南エリアにハマりこの界隈からは離れていたものの、最近また「あれ?東大門ってなんだかんだ面白くないか?」と思ってこの辺りに宿泊することが多かったんです。時間を気にせず夜中までお買い物できますしね。

でも今回、ちょっと面白くないかも・・・と、再び需要と供給のずれを感じてしまった。進化が早いソウルでは当たり前のことです。また新しくお気に入りの場所を見つけないといけませんね。

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