フラワーショップの陳列でさえも、日本とはどことなく違った色遣いが印象に残る。

ニューヨークの街では花束を持った男女をよく見かけた。
きっと贈り贈られ慣れてるんだろう。素敵！


WHOLE FOODS MARKETにも寄ったよ。
日本でもじわじわと人気が出てきているcold pressed juiceの陳列棚が。
種類も多くて、やっぱりこっちの人は健康への意識が高いなーって思う。
(反面、ジャンクフードも多く差が激しいんだけどね)


一瞬、小雨が降って来た頃。



"HOTEL EMPIRE"

ドラマgossip girlの中で、主人公の一人であるチャックバスがオーナーという設定で
何度も登場したオシャレなホテル。

ホテル好きとしては一度見てみたい！と訪れた場所。

これまたエース、ノマドに続き大好きなサイズ感(あまり大きくない)の建物で
モダンなインテリアがとってもお洒落。

最近になってようやく自分の好きなホテルの傾向がやっと分かってきた気がする。
うーん、ここも機会があれば是非泊まってみたいな。



9th Avenueをタイムズスクエア方面へぐーーーっと南へ下ると、
いつの間にか、誰もが想像するニューヨークの景色が目の前に現れる。



これこれ、このカラフルな景色を待っていたの！
ゆっくり歩きたいところだけど、次の予定があるから早足で歩く。


New Amsterdam Theaterで行われているミュージカル"Aladdin"を観に。

ずっと楽しみにしていたブロードウェイミュージカル。
今回の旅行の中で、1つのハイライトでもある私の中での一大イベント！

ウィキッド、マンマ・ミーア、シカゴ、オペラ座の怪人、ライオンキング...
毎夜ブロードウェイではいろんな舞台が繰り広げられている中で、
曲もよく知っていて大好きなプリンセスの出てくるアラジンをチョイス。
(そう、ミッキーやミニーよりもプリンセスが好きなの！)

1903年オープン、約1700名を収容できるアムステルダムシアターに着くと既に長蛇の列が。
チケットは事前にwebで購入済みだから、半券を持って大人しく列に並ぶ。


私達は2階のど真ん中を指定。
座席はかなり狭く、身体の大きい男性はそうとう窮屈なんじゃないかな。
段差が激しくステージは目線のかなり下方。

古く歴史を感じるシアターはそれだけでムードがある。

ストーリーはというと、実は日本を発つ前にTSUTAYAでアラジンのDVDをレンタルして
しっかり母と予習をしてきたから問題なく楽しめた。

なによりジーニーが最高のキャラ！彼が全てもっていったんじゃないかな(笑)

A whole new worldと共に魔法の絨毯が浮き空を飛ぶシーンは幻想的で感動！

おもしろい時は声を出してhahahaと笑い、
最後はスタンディングオベーションで拍手喝采、ヒューヒューと指笛が鳴り響く！
そんな本場の雰囲気の中でブロードウェイミュージカルを楽しめたことが嬉しかった。
たまにちらりと横を向くと、母は溜まった疲れが押し寄せて白目をむいていたけどね(笑)

ニューヨークへ行った際は是非、本場のミュージカルを体験してほしい。
チケットの取り方は後日また別記事で書くね。



余韻に浸りながら向かったのは、劇場の近くにあったTim Hortons.
ティムは私にとって思い出のお店なんだ。

2009年、カナダ留学中に通った大学内にショップがあって、
毎朝登校したらここのウィートゥンハニーベーグルに
クリームチーズをトッピングしたものを朝食に1つ、
それにカフェモカのラージサイズ(たっぷりのホイップクリームを乗せて)を1杯。

お昼休みにもう一度、カフェモカのラージサイズを。

とどめは放課後にもう一杯、カフェモカのラージサイズ。

(よくもまぁこれで太らなかったなと、当時の自分に言いたい)


そんな半年間の思い出が詰まったお店と7年ぶりに再会したのだから、
絶対に行くんだ！とミュージカルが始まる前から決めていた。


ベーグルとカフェモカを買って、超ごきげんになった私。
ひと口かじりついた瞬間になんと大切なベーグルを床に落とすという失態を犯し、
一瞬で絶望に(笑)

大切なところで、いつもこれ。
手から滑り落ちたベーグルを追いかける、あまりに情けなく可哀想な自分の姿が
落とす瞬間からばっちりビデオに残っていた。
はぁ、何回見ても笑える(爆)




1日の締めくくりに、夢のタイムズスクエアとご対面。





00:00になってもギラギラに輝くネオンに囲まれると、
疲れも吹っ飛び、テンションは上がり、アルコールも飲んでいないのに少しハイになる。

24時間営業のドラッグストアWalgreensをちらっと覗いて、ようやくホテルに帰ります。
なんと、徒歩で。



ホテル横にある24時間のオープンドラッグストアで買ったフルーツを
お部屋でつまみながら寝る準備。

シャワーを浴びたらよーく歩き酷使された脚を癒す"休足時間"を貼って、
撮りまくった写真を見ながら1日を振り返る時間も幸せ。
それから激選された数枚をinstagramにアップしたら、翌日の計画をおさらい。


長い長い、芸術に触れた1日が終わった。
目を閉じて3秒で深い眠りへ。