動き出しが早いのか遅いのか分からない、それが韓国の朝。夜中から朝までオープンという完全に昼夜逆転型のショッピング街がある反面、13時頃までオープンしないカフェも多い。「カフェなんてだいたい10時か11時頃にはオープンしているだろう」という日本式の考えは、捨てなければならない。
ソウル旅でのTO DO LISTのうち、私にとってカフェ巡りはメインのひとつ。行きたいショップを調べる時に、営業時間をチェックするのも重要な作業だ。旅中、肌身離さず持ち歩いている旅ノートには、たくさんのカフェの名前、場所に加えて、オープン時間も必ず書き加えられている。
行きたいカフェの殆どがクローズしている午前中はD MUSEUMで過ごし、お昼頃からカフェめぐりを始める今回のスタイルは、なかなか時間を有効活用できるからおすすめだ。
漢南洞(ハンナムドン)から梨泰院(イテウォン)方面に向かって歩いた。母は初めての漢南洞。私は2016年に韓国の友人に案内してもらった時に続き2回目。このあたりはとても洗練されている高級住宅地なのだ。
まずは₩8,000で韓定食が味わえるカフェ「BACK GROUND」でランチタイム。半地下に広がる小さなお店はシンプルで落ち着く空間になっており、お昼時になるにつれて満席となった。
2種類の定食をオーダーして、メインをシェアすることに。カンジャン(醤油)プルコギプレートと、コチュジャンプルコギプレート。韓国料理は大皿で出てくることが多いのでつい食べ過ぎてしまいがちだが、こういった定食スタイルのランチは、このあとカフェ巡りを楽しむにはちょうど良い量だった。(おひとり様にもオススメ!)
その後、近くにあるカフェ「ARRIERE COUR」へ向かった。パステルグリーンやピンクの装飾に、シルバーやゴールドでアクセントを効かせたインテリアは、まさに大人かわいい空間。どこに座ろうか迷ってしまう。
エクレアが絶品なので、是非食べてみて!小ぶりなサイズだけど600円ほど。ケーキのような感覚でいただけるスイーツだった。爽やかなヨーグルトスムージーも暑い夏にはピッタリ。「映え」が重要視される時代だけど、可愛いだけでは物足りない。美味しくなくては!
せっかく梨泰院へ行ったからと、以前から気になっていたインターナショナルアーケードに、スーツケースのベルトを作りに行った。ここはクルーからの口コミで広がったお店。
残念ながら混んでいたので今回は諦めることになったが、日本への配送もしてくれるとのこと。現地で受け取りたい方は旅行の初日に行くべし!混み具合によって、その場で刺繍してくれる場合や、後日受け取りになる場合があるみたい。
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