奈良公園の一角にあるホテル「ふふ奈良」に、ステイケーションへ行ってきました。
ふふ奈良にチェックイン
案内されてフロントのようなところを抜けると小さなロビーが。
ショップもありました。
こちらのソファーでタブレットを使ってチェックインを行います。
ウェルカムドリンクが冷やし飴なのは珍しいですね。暑かったのでひんやりとしたドリンクが身に沁みました。
ロビー奥にあるのはバー「蓮」。写真を撮っていると「もし良ければ中も見ますか?」と声をかけてもらったので、お言葉に甘えて店内へ。
沢山のボトルが並んでいますが、木製バーカウンターのおかげか全体的にギラギラとした雰囲気はなく落ち着いています。夜になるとムードが増してさらにシックな大人の空間になりそうですね。
半個室のブースもありました。グループで飲むのも楽しいでしょうね。ちなみに、翌日のチェックアウト時はフロントのソファーが足りなかったのか、こちらに案内されました。
それでは、お部屋に行きましょう。
ふふ奈良「スタイリッシュスイート」106号室
今回はスタイリッシュスイートというスタンダードなお部屋をブッキングし、106号室にアサインされました。
ふふ奈良の特徴として、全客室が露天風呂付きのスイートルームであること、それから全客室のしつらえが異なることが挙げられます。隈研吾氏が設計されました。
ワンルームタイプと寝室が独立したセパレートタイプが混在し、なんと家具やファブリックまでお部屋によって様々なんだとか。つまり、インテリアは見てのお楽しみなのです。
靴を脱いで上がるジャパニーズスタイルです。玄関部分には「ふふ奈良オリジナルの香り」と書かれたアロマオイルが。香台は奈良の土で作られており、木のブロックは吉野杉です。
こちらのオブジェは販売もされています。
さて、もう一枚ドアを開けましょう。
106号室はベッドルームとリビングルームが繋がったワンルームタイプ。お部屋のポイントは大きなソファーでしょう。6人くらいは座れるサイズです。居心地が良く、私も殆どの時間をここで過ごしました。
ベッドはシモンズ社製。
無駄のないインテリアに、靴を脱いで上がるスタイルも相まって、自宅のように寛げるリゾート空間です。スタンダードカテゴリーでも70平米を超える広さなので余裕がありますね。
個人的にはバスルームの雰囲気がカッコよくて好きです。
そしてなんと、ふふ奈良のバスルームには床暖房設備が備わっているのです。靴を脱いで裸足で過ごすホテルだからこそ、ポカポカで気持ちよく印象に残るポイントでした。
ブラックでまとめられた小物類。右上のポータブルTVは露天風呂に持ち出して使うことができます。
オーガニックのアメニティはギフトショップで購入できます。
シャワーブースにも床暖房。
そしてこちらが、石造りの露天風呂。
虫除けアイテムが「BYE BYE BUGS」と書かれた可愛い箱の奥に収納されていました。籠の中には充電器が。たとえクローゼットの中だろうと、生活感のあるものは隠してスタイリッシュに。
ウェルカムスイーツとして用意されていた「ふふ奈良オリジナル鹿最中」。冷蔵庫にあった水出し煎茶と一緒に、チェックイン後早々にいただきました。
ちなみに、冷蔵庫の中の煎茶、ビール、ウィルキンソン、水はどれも無料です。
これらのお酒は有料。
こちらも無料のジュース「じゃばらまる」。柑橘系のドリンクなのですが、かなり酸っぱくて不思議な味でした(笑)。
奈良公園を散策
明るい間に、お隣にある庭園「瑜伽山(ゆうがやま)園地」を散策してみることに。こちらから抜けることができます。
竹林の階段を下ると、このようなところに辿り着きます。華やかな雰囲気はありませんが、明治期から大正期にかけて大阪財界で活躍した山口吉郎兵衛氏の別荘があった場所。ふふ奈良の開業と共に復元整備されたそうです。
ホテルのレストラン「滴翠」もこちらにあります。
さすが奈良。そこから程なく近いところに鹿を発見!可愛い!
人馴れしているから全く動じません。
浮見堂の周りをぐるっとお散歩してホテルに戻りました。こんな散策ができるのも、奈良公園の敷地内という立地ならではですよね。
露天風呂付きホテルでおこもりステイ
お部屋に戻り、お待ちかねの温泉タイム。
「和漢の香りの湯」がアメニティとして入っていたので、露天風呂に入れてみました。
竹に囲まれて静かなテラス。一人でのんびり温泉を楽しみます。
実は私、あまり温泉好きではないんですよね。入浴は一人でゆっくりしたいというのもありますが、なにより一瞬でのぼせてしまうので・・・。
ですが、ふふ奈良ではチェックイン時にお湯の温度について聞いてくださったので、当初の設定より少し下げてもらえたおかげでゆっくり楽しむことができました。
お風呂上がりは持参した人参リンゴミックスジュースを(これ美味しいんです)。
温泉でスッキリしたら外に出る気がなくなってしまい、この後バーに行く計画はあっさり取りやめになりました(笑)
そのまま夜ご飯に持ち込んだお寿司をいただき、お部屋のTVにサブスクアプリが入っていたので映画を観ながら晩酌スタートです。これぞ、おこもりステイの醍醐味ですね。
食器類が幅広く揃っていて便利。
全身の力が抜けてリラックスできた状態で、日が変わる頃に眠りにつきました。
翌朝、ホテルの朝食をレストランでいただき(お食事については次の記事に書きますね)、再びお部屋で朝風呂タイム。雨天でしたが、雨の音を聴きながらの露天風呂はなかなか風情があって良いものです。
おこもりステイにうってつけのホテル、ふふ奈良。特に客室においては、文句なしの大満足な滞在になりました。
サービス面は短い時間に残念な思いをすることが3度ほどあったので、これから改善されることに期待しますが、それでも心から誰かにおすすめしたくなるホテルでした。私もまた近いうちに必ず訪れたいです。
お食事編に続きます!
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