ドーナツショップ「Voodoo Doughnut」 |
食後のスイーツに、ポートランドで一番有名なドーナツショップの「Voodoo Doughnut(ブードゥードーナツ)に行きました。
夕食を食べたパインストリートマーケットから歩いて行ったのですが、このあたりはあまり治安が良い場所ではないんですね。どこの国でもそうですが、チャイナタウン周辺は危険だと言われることが多いので、特に夜道では注意しなくてはなりません(むしろ歩かないほうがいいですね。ちょっと失敗しました)。
少し早足で歩き、ギラギラと異彩を放つお店に到着。夜なのにお店からはみ出るほど行列ができています。24時間営業(!)なので、ポートランドの若者はクラブなどでお酒を飲んで夜遊びをした後にドーナツを求めてここへ来るそうです。
壁一面、そして天井までもがポップな飾りで埋め尽くされていて、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような、夢の中にでもいるようなお店。ここにも書きましたが、ポートランドの街のスローガンは「KEEP PORTLAND WEIRD(ヘンテコなままでいよう)」なんです。まさにブードゥードーナツが体現しているのではないでしょうか。
こちらのショーケースはクルクルと回転しており、お菓子の国だけに存在しそうなドーナツたちが世界観を完璧に作り上げています。
たったの二つしか買っていないのに、こんなに可愛いボックスに入れてくれました。ホテルまで抱えて持って帰るのは少し荷物になりますが、「GOOD THINGS COME IN PINK BOXES」と書かれた夢が詰まっている箱を抱えて、私ももれなく写真を撮ってみたり。
ホテルに帰って箱をオープン。あんなに可愛いドーナツがいっぱいあったのに、このラインナップ、嘘でしょ?と思われた方もいるかもしれません(笑)食に関してはとことん味重視の現実主義なのです。
左がオリジナルグレーズド。砂糖でコーティングされており、ご想像通りのベーシックな味です。右は「Voodoo doll」という人気商品のひとつ。こちらは甘すぎて、片腕をかじったところでギブアップでした。
ちなみに、お店の前には少し不思議なヒッピー風の人たちが数人集まって(住んで?)います。たまに大声を出したりするので少し怖かったのですが、すぐ側には警察官も2人立っていて、その人たちと普通に笑顔でお話されているんです。どういう関係なのでしょうか?ブードゥードーナツに来ている他の人たちは全く気にも留めてなさそうです。そんなところも含めて、初日からアメリカを感じた夜でした。
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