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【エースホテル京都】宿泊レポート(1) お部屋とロビー編

6月 14, 2020YUKIKA

エースホテル京都の部屋



2020年6月11日にオープンしたエースホテル京都に早速宿泊してきました。ニューヨーク、ポートランドに続いて3度目のエースホテル。大好きなホテルブランドのアジア初上陸をずっと楽しみにしていました。エースのファンとして心踊った2日間をレポートします。



エースホテル京都は、歴史的建造物である旧京都中央電話局をリノベーションした棟と新築棟を融合したニュースポットの「新風館」に位置しています。隈研吾氏が建築デザインの監修をされました。地下鉄の烏丸御池駅からも直結で便利です。


開業祝いのお花で彩られたエントランス。






こちらがエースホテル京都のロビー。私はニューヨークとポートランドのエースしか知りませんが、その2つと比べるとかなり広くて驚きました。

エースといえば地域に開かれたホテル。宿泊客以外もホテルに集い、エースが存在する地域そのものが活性化していく風潮があります。このロビーもそのような役割を担っていくのか、これからが楽しみです。


早速チェックインしましょう。フロントは360°の円形でした。どのスタッフさんも笑顔が素敵で親しみやすい印象を受けました。


ホテルの床のいたるところにソーシャルディスタンスのマークが貼られています。おしゃれに馴染んでいるので、はじめはこれがコロナの注意喚起だと気づきませんでした(笑)



自転車もよく見るとエースホテルのマーク付きで可愛い!



もちろんグッズ販売もあります。ニューヨークとポートランドではトートバッグを記念に買いましたが、今回はTシャツと20周年限定のスカーフにしました。このスカーフはもう在庫がないので、今こちらに持ってきているものが無くなり次第販売終了だそうです。


ミックスメディアパフォーマンスが行われていました。


各エースホテルのロビーにはフォトブースがあるのですが、京都にも存在していました。あくまで盛れる機能のあるものではなく、海外でよく見る記念フォト(プリクラ?)だそうです。


ギャラリースペースもあります。オープン期間の今は滋賀県甲賀市のやまなみ工房に所属する田村拓也氏の作品が展示されていますが、こちらは定期的に変わるようです。


さて、お部屋に行ってみましょう。エレベーターで5階まで上がります。客室フロアには宿泊キーがないと行けないようになっているので安心ですね。


コロナ対策で1度に4名までとされていました。こちらにも2mのディスタンスマーク付きで「角に立ってね」と知らせています。




想像よりもはるかに綺麗なホテル。こちらは新棟なので、そのように感じたのかもしれません。


私たちが宿泊したのは「スタンダードツインルーム」、一番基本のお部屋です。掃除が完了している印にシールが貼られるシステムは初めて見ました。


ここは日本なので安心して宿泊できましたが、ホテルであっても強盗などの危険がある海外では「シールが無い=中に人がいる可能性が高い」ということを示してしまうので少し怖いですね(過去に香港で少し怖い思いをしているので敏感です。笑)



ドアを開けたところ。全体的に木のぬくもりを感じられるインテリア。左にトイレ、右にバスルームがあります。この二つが分かれているのは日本在住者にとって馴染みやすく、使い勝手が良いと思います。






シンプルなインテリアに染色工芸家の柚木沙弥郎氏による作品が映えます。カーテンは日本のファッションデザイナー皆川明氏のブランド「ミナ ペルホネン」のもの。ベッドサイドの照明も同ブランドのテキスタイルを使用しているそうです。


ペンドルトン社のベッドブランケットがなかったのは夏季だからでしょうか?(シーズン的に無くても問題なかった)


テレビはNetflixやU-NEXT、YouTubeが簡単に観られるものだったので、長期滞在やお籠りにも便利です。



エースホテルとは切っても切り離せない音楽。全室にTivoli社製ラジオが、一部客室にはTEAC社のターンテーブルやEpiphoneのギターも設置されているそうです。私が宿泊した部屋には全て揃っていました。


人生初レコード。どなたかがセレクトされた音楽を、せっかくなのでしっかり堪能させていただきました。普段は自由な曲選択に早送り機能、ましてや全て声で操作するような生活を送っているので、「この曲あんまり好きじゃないから早く終わってくれないかな〜」なんて言いながら少しもどかしい気持ちになるのも新鮮で楽しかったです。


便箋の下には五線譜もありました。こういう見逃してしまいそうなところにしっかりと拘りを出してくるのがエースらしくて嬉しくなりました。こちらの鉛筆はフロントでも売られています。


十分な量のハンガーが嬉しいです。エースのバスローブもやっぱりありました。


ミニバーには以前より興味のあった紙ボトルの「JUST WATER」が入っていたので試してみました。あまり他のホテルでは見ない梅ジュースや柚子ジュースなどもあって、こだわりの強いエースホテルが日本でチョイスするのはこういうものなんだなと、一つひとつマニアのようにチェックした自分が我ながら少しおかしいです(笑)



桃太郎ドロップやわかめせんべいもありました。お水も含めて全て有料なので、楽しんだ方はチェックアウト時に申告してくださいね。


ケトルはバルミューダです。なんとなく、エースとバルミューダには相性の良さを感じました。


湯呑は額賀章夫氏の作品、小皿は伊藤丈浩氏の作品だそうです。


さて、お次はバスルームです。


エースブランドであってもここは日本なので、しっかりとした浴室がありました。こういう少しダークでカッコイイ雰囲気のインテリアは好きです。天然の玄昌石のタイルを使用しているそうですね。

ハンドシャワーとレインシャワーの2種類が備わっています。私は高さと角度調節ができるハンドシャワーを使いましたが、外資系ブランドのホテルとしてはとても優秀なものでした(本当に使いづらいのが多いので・・・笑)。柔らかい水が十分に出てきますし、しっかりと固定もできます。もちろんバスルームの外まで水が漏れるなんてこともありません。スペースも余裕だったので総じて使いやすかったです。


エースホテル京都オリジナルの、環境にやさしい「uka」のアメニティが備え付けられていました。これを機に海外のエースホテルでもukaのプロダクトが取り扱われるそうです。


歯ブラシは環境にやさしい竹製ものが用意されていました。歯磨き粉はタブレット型。日本ではまだあまり馴染みのないものですね。


お手洗いもスペースが広くて気持ちの良い空間でした。個人的にはトイレットペーパーの縦向き設置が自宅でも採用したいくらい気に入りました(笑)


ステイホテルが目的で来たので、隅から隅までお部屋を楽しませてもらいました。改めてエースブランドは、泊まるだけでアートや文化と触れ合うことのできる空間であることを感じられました。


次はレストラン編です。

ホテル内のイベントでいただいた薔薇

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